データファイルを基にAutoCAD図面に計器を自動出力

1.業種:建設業
2.開発ツール:AutoCAD、Visual Studio
3.導入前の課題

計器のデータファイルは他システムから出力していたが、データファイルを利用せずに計器データをAutoCAD
図面に手入力をしていた。
計器データの入力数が多いため、入力作業に時間がかかることが課題となっていました。
そこで、計器データファイルを利用しAutoCAD図面に自動でデータを出力できないか検討しました。

4.システム導入

AutoCAD図面ファイルより計器出力システム(Visual Studio)を呼び出し座標・計器データファイルを読み込み、
計器データをAutoCAD図面に自動出力します。同時に計器データの属性をExcelファイルに出力します。
本システムでは、データ出力時に計器、引出線の座標重なりチェックを行い、座標が重なった場合は出力座標の
補正を可能としました。

5.システム導入後の効果

AutoCADへの入力作業が大幅に軽減されました。
出力対象データをExcelファイルに出力することによりデータの確認作業が軽減されました。
出力データの座標補正を行うことにより、データの重なりが無くなりCAD図面が見やすくなりました。